OBOG会事務局ブログリレー #4
- dkoshienalumni
- 2月23日
- 読了時間: 4分
皆様いかがお過ごしでしょうか。ディベート甲子園OBOG会事務局の齋藤です。
論題も発表され、図書館での本探しなど準備を始めている頃でしょうか。ブログリレー第4弾をお届けしたいと思います。
中高時代のディベート活動
私は東海地区の中高で中学一年生からディベート部に所属していました。特徴的だったのは、日本語ディベートと英語ディベートの活動が同じ部活内で行われていたことです。そのため、日本語の準備型だけでなく、英語の準備型や即興型にも挑戦していました。それぞれのシーズンがずれていたため、4月からディベート甲子園までを日本語準備型に、ディベート甲子園以後12月末まで英語準備型、その後3月末まで英語即興、と一年中ディベート三昧でした。
第3弾でも近い話が出ていましたが、中高時代は関東や関西に練習試合で伺うことも多く、オンラインの練習試合というとZoomではなくSkypeだったので、ジェネレーションギャップを感じます。練習会や大会に出るたびに引率していただいた顧問の先生には本当に頭があがりません。
大学時代
選手として
選手としては、大学に入ってからの方が出る大会の種類も数も増えました。特に、最初の一年は日本語・英語の大会に合わせて一年で20近く出ていました(振り返ると出過ぎだと思います笑)。
日本語ディベートでは、ジャッジの方や大学の先輩にお願いして組んでいただいたのですが、2回立論になることや英語資料が解禁されてリサーチの量が増えることなど、試行錯誤の時間の方が多かったです。ただ、試せる議論の幅が増えることや所属に関わらずチームを組めることなどディベート甲子園とは異なる楽しさもたくさんあるので、皆さんも是非出場してみてはいかがでしょうか。
大学2年からは英語の即興型大会に出場することが増えました。コロナの影響で海外の大会にオンラインで気軽に出場できるようになったため、毎週末のようにパソコンと睨めっこの大会続きでした。違うディベートのスタイルに触れると反論の考え方や議論のアイデア、スピーチの方法など得られるものも多いので、議論が煮詰まった時は違うスタイルに触れてみるのも一案かなと思います。
選手以外の立場からの関わり
一方、選手以外の立場でディベートに関わることも増えました。一つはディベート甲子園のスタッフやジャッジとしてです。ディベート甲子園に関わること自体も楽しいですが、同世代でディベートをしていた友人や同じ中高の先輩・後輩と会えるいい機会となっています。
また、ディベート甲子園に論題検討委員としても関わることになりました。ディベート甲子園には複数の専門委員会があり、その一つが論題検討委員会です。論題検討委員では、論題の検討以外に論題解説の執筆や論題勉強会の開催を担当しています。私は、高校2年時に経験したフェイクニュース論題がとても楽しく、自分も論題検討に関わりたいと考え応募しました。実際に論題を検討する側になると、時事性や面白さ、肯否のバランスだけでなく、議論が想像しやすいかやどんなポイントで議論が詰まりやすいか、一シーズンかけて深められる論題かなど考えることが多岐に渡り、少しでも充実した議論の助けになるようにと考えながら論題解説を執筆しました。中高時代、2月中旬になると論題発表を待ち望んでいたことを思い出しながら、論題検討委員の活動に取り組んでいます。
ディベートを続ける理由
ディベートをしていると、負けたり、満足できないスピーチをしたり、納得できない評価をされたりと壁にぶつかる時もあると思います。私がそれでもディベートを続けるのはいい議論を思いついた時の快感が味わいたいからです。もちろんディベートで得られる経験や技術は学問や仕事にも役立つとは思います。しかし、自分のディベートの原点にあるのは、「この議論いいんじゃないか」という思いつくことの楽しさかなと思います。
ディベート甲子園OBOG会との関わり
私は、ディベート甲子園への関わり方が少しでも増えるといいなと思ってOBOG会で活動しています。自分自身は比較的OBOGが多い学校出身であり、大会に行くと知り合いの先輩・後輩も多いですが、知り合いが少ないとスタッフとして参加するのが気乗りしないという声も耳にします。ディベート甲子園に中高生活を捧げた方が一人でも多くまた帰ってきてくれる場を作れたらいいなと思って活動に参加しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました! 第30回大会に向けて楽しく議論していただけることを期待しています!
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