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OBOG会事務局ブログリレー #2(後編)

  • 執筆者の写真: dkoshienalumni
    dkoshienalumni
  • 1月25日
  • 読了時間: 3分

ディベート甲子園OBOG会事務局の宍戸です。

事務局メンバーによるブログ、第2弾です。後編となる今回は、ディベート甲子園OBOG会の再始動にあたっての、私の思いを記したいと思います。


OBOG会への思い

この度、会の再始動にあたって集われた事務局の皆さんは、熱意があってほんとうに素晴らしい方ばかりです。今後のブログリレーでも、おそらくは彼らのディベートへの熱い思いと、それに基づく活動の成果が記されることと思います。


しかし、おそらくほとんどの卒業生は「そう」ではありません。大多数の方は、卒業後はディベートを離れ、それぞれの人生を送っておられることでしょう。それは少々寂しく感じられるものではありますが、おそらくどの競技においてもよくあることだろうと推察します。かくいう私も、すでに前編にて記した通り、決してディベート漬けの大学生活を送っていたというわけではありませんでした。


それを踏まえて、私はこのOBOG会が2つの役割を果たせたらよいと考えています。


1つ目は、今もジャッジ・スタッフそして競技者として活躍しておられるOBOGの皆さんの様子を、現役の中高生選手に伝えることです。上のような状況のなかで、それでもディベートに参加しつづけることを決めたOBOGの皆さんには、それぞれにこの競技に対する何かしらの強い思いがあることでしょう。そのような思い入れは、現在ディベート甲子園を闘っておられる中高生の皆さんにとっても何かしら資するところがあろうと思います。


2つ目は、今はディベートから離れてしまった多くのOBOGの皆さんが、ディベート甲子園に「ほんの少し」の関心を向けることを歓迎することです。私には大学時代、ごく短いものでしたがきっぱりディベートに関する情報に距離をおいていた期間がありました。それは、ディベートへの興味が薄れたからではなく、選手やジャッジとして参加できていなかった自分が、この競技にある種「首を突っ込む」ことを恐れていたからでした。


しかし、競技への関心の向け方にも色々な方法があると思います。対戦結果から母校の活躍に思いを馳せる、Youtubeで試合動画を視聴する、等々。競技者として戦績を残すことや、ジャッジとして直接中高生に声をかけることは素晴らしいことではあるけれども、それがディベートへのかかわり方の全てではないと思います。

うっすらと関心を向け続ける人々が広く存在することが、ディベートのみならずあらゆる競技を支えるものと私は信じています。


8月には記念すべき第30回大会が行われます。これまで大会を支えてこられたOBOG有志に心よりの敬意を表するとともに、今は離れてしまったみなさんの「帰郷」をも弊会は心より歓迎いたしますという言葉をもって、擱筆といたします。


今夏の名勝負を祈念して

宍戸 遥弥

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