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OBOG会事務局ブログリレー #1

  • 執筆者の写真: dkoshienalumni
    dkoshienalumni
  • 2024年12月31日
  • 読了時間: 4分

皆さんこんにちは!ディベート甲子園OBOG会の松元です。

このたび、OBOG会からの情報発信を活発化する取り組みを始めることとなりました。今後の内容として、私たちの活動内容の発信や、選手の皆様の疑問に答える情報提供などを予定しています。この一環で、事務局メンバーによるリレー形式のブログを企画しました。第一弾となる今回は、私自身のディベートとの関わりを振り返りながら、今も活動を続ける理由をお伝えできればと思います。

     

中高時代のディベート活動

私は近畿地区のある中学に入学して間もない頃にディベート甲子園と出会いました。経験した主な論題は、ドギーバッグ義務化、捕鯨禁止、実名報道禁止、国民投票導入、解雇規制緩和、一院制といったところです。特に印象に残っているのは2017年の解雇規制シーズンです。ゴールデン・ウィークの京都に近畿だけでなく関東からも選手・ジャッジが集った練習会や、全国前の東海練習会への参加を通じて、量・質ともに充実したフィードバックを得ることができました。また、個別のオンライン練習試合にも取り組み、ある学校とは5、6回試合を重ねて毎回刺激を受けるなど、試行錯誤して自分たちの議論を改善するプロセスが(苦しい部分もありましたが笑)本当に楽しかったです。


大学以降のディベート活動

大学に進学してからは、ディベート活動がより広範囲にわたるものになりました。ここでは縦の広がり(取り組む対象・内容)と横の広がり(自分の役割)という軸で整理してみます。


縦の広がり

取り組む内容としては、まず、調査型の枠内でも、高校までとは比べものにならない広がりを見せています。JDACoDAの大会に参加する中で、2回立論形式、外国語のエビデンス、カウンタープラン・トピカリティ・クリティークなど、新しい概念やアプローチに接し、徐々に慣れていきました。さらに、即興型ディベートにも本格的に接するようになり、大会参加を通じて、調査型では議論しにくいジャンル・形式の論題について考えたり、調査型とは違う筋肉の使い方を鍛えたりといった経験ができました。


横の広がり

大学以降は、選手以外の立場でディベートに接する機会が豊富に存在します。ジャッジは客観的な立場で議論を俯瞰して「判定」を下すだけでなく、教育者・普及活動家という立場も併せ持つ「講評」のスキルも必要です。こうした観点を知ることで、ディベートに対する見方はかなり変わります。また、大会運営に携わることで得た経験も貴重な財産になっています。CoDA新人戦の実行委員会やCDSなどでの活動を通じて、他者と協働してプロジェクトを回すための知見を得ることができました。

    

ディベートに関わり続ける理由

私がディベートを続けている理由は、一言で言うとその「楽しさ」にあります。先述したような種々の活動を通して直接的に得られる知識・経験が、ディベートの外にも適用可能な形で自分を成長させたり、自身の好奇心を満たしたりといった要素ももちろんありますが、本質的には「人とのつながり」に大きな魅力を感じています。ディベートを介して接する人たちは、世代も専攻・関心も多種多様です。そうした人たちと近い距離で、試合内外で議論を交わしたり、共通の目標に向かって協力したりすることは、私の人生をより楽しく、豊かにしてくれていると感じますし、大学内やアルバイトなどの他の活動ではおそらく得難い体験なのではないかと思います。


OBOG会への思い

私の感じる魅力は一例に過ぎず、活動の形態・濃さにかかわらず(たとえば、選手としての活動を続けようが続けなかろうが)、楽しめる要素がディベートにはあると信じています。そして、OBOG会の活動は、人と人とのつながりを強化することで、より多くの人が、自分なりのディベートとの関わり方を見つけやすくすることに寄与すると思います。

多くの先輩方が築き、残してくださったディベートコミュニティの恩恵を享受している一人として、私も次の世代への継承に微力ながら貢献していければ幸いです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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「ディベート甲子園」の名称およびロゴは全国教室ディベート連盟の権利物です。

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